はじめに
私は月8万円で生活しておりますが、食費は月に1万円程度に収めています。
平日の昼食は会社の食堂で摂っており、支払いは給料天引きなので、それを「食費」には入れていない点にはご留意ください。
朝食は食べないか、食べても食パン程度にしております。
業務スーパーで食パンは5枚切りが100円以下で売られておりますので、毎日食べたとしても、朝食代は600円以下。
そうなると、残りの9,400円が夕食代となりますが、これを30日で割ると、313円ですので、夕食は概ね300円以下に収めなければならないわけです。
300円以下となるとまともなメニューでは結構厳しいのですが、それでも、それなりの美味しさのメニューを作れないわけではありません。
以下に私の代表的な夕食を列挙いたしますので、皆様の節約生活の一助になると幸いです。
鯖トマトパスタ
パスタ 250g(1/4袋) 30円
さば水煮缶 1缶 118円
ホールトマト缶 1缶 78円
合計:226円
【調理法】
ホールトマト缶とさば水煮缶の中身を鍋に入れて沸騰させる(①)。
別途、パスタを茹でる。
皿にパスタを盛り、①を上からかけて完成。
【雑感】
食材は全て業務スーパーで購入しております。
パスタは1kgで118円、それを250g(1/4袋)使っているので凡そ30円という計算です。
実際は4回で使い切ったりはしないので、250g以下しか使っておりません(いつも目分量で茹でています)。
味付けは塩のみとすることが多いですが、コンソメを入れたり、中華あじの素を入れたりと、色々アレンジも効きます。
あまりトマトとの相性は良くありませんが、さば水煮缶の代わりに味付きの鯖缶を採用すると調味料さえ省略できます。
炭水化物のパスタに加え、鯖とトマトでバランスよく栄養を摂取できるメニューです。
鶏トマトパスタ
パスタ 250g(1/4袋) 30円
鶏肉 250g 200円
ホールトマト缶 1缶 78円
合計:308円
【調理法】
ホールトマト缶の中身と鶏肉を鍋に入れて沸騰させる(①)。
別途、パスタを茹でる。
皿にパスタを盛り、①を上からかけて完成。
【雑感】
上述したメニューの鯖部分を鶏肉に置き換えただけです。
鶏モモ肉はたいてい、100g当たり80円以下で売っております。
今回は100g当たり80円の想定で250gを使うというレシピにしておりますが、実際に使用する量は250g以下であることが多いので、308円よりも安く仕上がります。
炭水化物のパスタに加え、鯖よりも鶏肉が食べたい、という気分のときはこれですね。
豚もやしラーメン
袋ラーメン 1袋 31円
豚タンルートスライス 250g(1/4袋) 205円
もやし 1袋 38円
合計:274円
【調理法】
鍋に少量のサラダ油を敷き、豚タンルートスライスともやしを鍋に入れて炒める(①)。
(豚肉ともやしから出る水分によって炒め煮のような状態になります)
別途、ラーメンを茹でる。
皿にラーメンを盛り、①を上からかけて完成。
【雑感】
袋ラーメンは5袋入り155円で売られております。
味噌、醤油、塩、とんこつ、激辛と、味のバリエーションも豊富ですので、業務スーパーを訪れるたびに異なった味の袋ラーメンを買えば飽きることもありません。
豚タンルートスライスというのは、私も業務スーパーでしか見たことがない商品で、一応、豚肉なのですが、1kg当たり818円という破格の価格で売られております。
一応、250gと書きましたが、実際には1/4袋も使っていないので(いつも目分量で投入しています)、実際にはもっと安く仕上がります。
もやしは最近値段が上がってきました。以前はもっと安かったです。
野菜はなんでもよいので、季節によって白菜やキャベツ、ニラに変えてみたりしてもいいですし、もちろん、複数投入もできます。
人参を入れれば華やかになりますし、栄養素補填も兼ねて卵をトッピングしても美味しいです。
袋ラーメンの味も含め、アレンジ方法が多彩なメニューだと言えるでしょう。
まとめ
1食300円でも栄養補給だけを考えれば何とかなるものです。
平日の夜など、仕事のストレスでぐったりとしている方も多いでしょうから、「食」にさほどのごだわりがなければ、上述したメニューは調理手順も簡単なのでお薦めです。
「鯖とトマト缶の煮込み」「鶏肉とトマト缶の煮込み」「豚肉ともやしの炒め煮」あたりを土日で大量作成しておけば、平日はパスタorラーメンを茹でで、おかず部分はレンジでチンするだけ、という時短術も有効でしょう。
それでは、皆様の良き節約生活をお祈りして本稿の締めといたします。
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